’「主婦」は日本の社会が作ったものだ’ということ
昨日の深夜、たまたま観ていた『橋下✖羽鳥の新番組(仮)』で驚きのトークがあった。
「主婦は高度成長期の日本社会が作ったものだ」
たしか、田嶋 陽子さんと橋下さんのバトルトークの時。
流し観してたからこの言葉通りではないかもしれないけど、かなりショックだった。
どうやら高度成長期、日本が経済的に成長しなければならないころ、会社が女を雇うと負担が大きいため扶養控除などの制度を設ける代わりに男のサポートにまわし、男は「倍」働けるような仕組みを作ったというような内容だった。
すごくしっくりくる。その理屈と仕組み。
でも、と田嶋さんは続く。あれから何十年も経過して社会も変わったのに何も変わらない、と。
私は数ヶ月前まで会社でばっちんばっちんに働いて悲しくなるくらいの税金を納め、振り返るとなんと日本のために働いてるんだーと思うこともあった。
もちろん総合すると自分のためなんだけどね。
でも今は主婦。
みなさまの税金によって生かされていることもある。
自分の収めた税金ででも・・・?
今って、女って産めよ働けよって言われちゃってる割に保育園少ないし時短勤務も全社的にあるわけでもないし、取得できるのも実際どのくらいなんだろう。急な早退、遅刻、欠勤、どこまで暖かく受け入れてもらえるもの?
会社も勤めていたところは周りの理解はあったもののやっぱりほぼ毎日定時帰りは仕事的にも体力的にもしんどい。頑張って帰っても保育園は最終組。子供とはゴハン食べて寝るだけ。有給休暇は子供の体調不良か保育園行事に消えて自分の時間nothing。
男社会に即して働いてるから、こうなるんだよね。きっと。
男が「保育園お迎えがあるんで僕は毎日残業できません」ってやっぱりまだまだ受け入れられてないしね。
そもそも9-17時勤務って何なんだろう?
高度成長期に主婦というものが作られていなかったら今頃どんな社会になっていたんだろ?
もやもやな目覚めでした。
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